
ぬるこっこです。
最近ゴールドがかなりアツい展開です。
ゴールドメインのトレードがなぜ個人的におすすめかというのは一旦置いといて、ゴールドの2025年後半における相場観や僕がどのようにトレードを組み立てようと考えているかを書き残します。
米利下げ観測
為替やコモディティ、株、債券などありとあらゆる市場の価格は、アメリカの金利政策の影響を大きく受けます。
アメリカ経済が世界経済の中心なので仕方ないです。
コロナ禍で経済が停滞したアメリカは、緊急利下げでゼロ金利政策をスタート。
その政策が功を奏してアメリカ経済はV字回復。というか思ったよりも早いスピードで経済が温まります。
そして経済が過熱しすぎないように、今度は急速な利上げに転換することになりました。
2022年から円安円安と言われていたのは、アメリカが利上げしているにもかかわらず日本は低金利政策を続けていたために金利差が開いたことで起こりました。
そして2024年から2025年にかけて、利上げの効果が現れてきてアメリカ経済は徐々に悪化。
2025年6月現在、利上げフェーズは終了して、今は利下げをして景気を急激に悪くしないように段階的に利下げを行うフェーズに入っているところです。
今年はあと2回の利下げが織り込まれていて、対局はドル安の流れとみていいと思います。
そして、ちょうど今週FOMCが控えていますが、そこで金利を引き下げるのか、据え置きなのかは注目です。
それだけではなく、FOMCに付随する記者会見で「利下げのペースは早まりそうか、遅くなりそうか」を暗示する発言も、相場に大きく影響します。
利下げ加速となればドルは売られますし、利下げが鈍化するとなればドルは買われます。
つまり
利下げ加速=ゴールド / 米ドルのチャートは上がる
利下げ鈍化=ゴールド / 米ドルのチャートは下がる
という方程式が成り立ちます。
地政学的リスク
ゴールド(金)というのは世界中に存在する量が決まっていて、希少価値の高い商品です。
つまり、金は価値がなくなりにくい=安全資産としてみられています。
たとえば世界的な大不況や戦争など経済的に不安定になるときには、自分の資産を金に変える人が増えます。
つまり不安から金が買われる=価格が上がるという理屈です。
今はロシアとウクライナの問題だけでなく、イランとイスラエルの間でも争いが激化しています。
中東エリアの情勢が悪化することで石油の価格が高騰したり、経済が悪くなることがあります。
これを嫌気した投資家が安全資産の金を買う、という流れも起こりやすいということです。
まとめ
結論、2025年後半のゴールドは買われやすい=価格が上昇しやすいと思います。
ゴールド / 米ドルのチャートが上昇するには
- ゴールド高
- ドル安
のどちらかの要因が必要ですが、今はそのどちらの要因もある状態。
未来の相場は誰にもわかりませんが、あくまで個人的な考えとして「とりあえずゴールド買っときゃ利益が出る」と考えています。
だから、基本的には価格が落ちたところを買うイメージで考えています。押し目をつけたり、一時的なファンダメンタルズ要因で下落したところが買いのチャンスになりやすいかなと。
参考になれば嬉しいです。
免責
この記事は投資のアドバイスではなく、あくまで個人的な考えを発信しているにすぎません。
記事の内容をもとに実践したことであなたが不利益を被っても、ぬるこっこは責任を負うことはできませんのでご了承ください。