
ぬるこっこです。
今日はゲームではなく、FXの話です。興味のない人はそっと閉じてください。
FXのトレード日記アプリを作りました。
Chartle(チャートル)といいます。
もともとは自分が使いたくて作ったものです。
同じことで困っている人がいるかもしれないので、どんなものか書き残しておきます。
※この記事で掲載しているダッシュボードのスクリーンショットはダミーデータを入れたものです
トレード日記、何回やっても続かなかった

トレードの記録はつけたほうがいい。これは誰でも知っていると思います。
僕も何回もやりました。そして何回も挫折しました。
理由ははっきりしていて、入力がめんどくさいからです。
日付、通貨ペア、方向、ロット、エントリー価格、決済価格、損益、pips。これを 1 トレードごとに手で書き写す。
正直、勝った日でもしんどいです。
しかも厄介なのが、一番記録しておくべき負けたトレードほど、書かずに閉じたくなるということ。
見たくないんですよね、負けた日の数字って。
結果、手元に残るのは都合のいい記録だけになります。
それだと意味がないなと。
MT5と繋ぐだけで、勝手に記録される

なのでChartleは、手入力を一切なくしました。
MT5に専用のEAを入れておくと、取引履歴が自動で送られてきます。
そもそも手入力する機能をつけていません。CSVの取り込みもありません。
なので、ここに残る数字は盛れません。自分に対しても。
EAといっても自動売買はしません。
履歴を読んで送るだけで、注文を出す機能を持たせていません。
口座のパスワードも預かりません。VPSも24時間稼働も要らないです。
たまにPCでMT5を開けば、開いていなかった期間の取引もまとめて遡って入ってきます。数ヶ月放置していても同じです。
本題はここから。ルールを守れたか、機械が採点します

ただ、記録が自動で貯まるだけなら他にもあります。
僕が作りたかったのはここから先でした。
- 証拠金10万円に対し、ロットは0.1まで
- 負けた直後30分は入らない
- 深夜はやらない
みたいな自分ルール、決めてますよね?
で、守れてないですよね?僕もです。笑
Chartleはこのルールを登録すると、取り込んだ全トレードに遡って、守れていたかを機械が判定します。
自己申告じゃないので、記憶とか気分でごまかせません。
つまり、日記に「今日は守れた気がする」と書いて終わりにならない、ということです。
自分の口座で試したら、結構効きました
開発中に自分の実口座で試してみました。
「負けから 30 分空ける」というルールを登録したら、思っていたよりかなり多くの違反トレードが出てきました。。
具体的な数字はここでは書きませんが、違反したトレードの負けを合計すると、同じ期間にそれ以外で積み上げた利益がほぼ消えるくらいの大きさでした(つまり違反のせいで利益ほぼゼロ)。
口座全体で見れば、まあこんなものかという結果。トントンですから。
でも蓋を開けると、ルールを破った自分が、守った自分の稼ぎを食っていた計算になります。
薄々わかってはいたんですけど、数字で出されると、さすがに効きました。
「守れ」と言うだけのアプリにはしていない

作っていて気をつけたのは、Chartleが正義の側に立たないことです。
何を違反とするかは、全部自分で決める仕様にしてあります。
ナンピン前提で利益を出す戦略で実際に勝ち続けている人もいるので、アプリ側から「ナンピン禁止」みたいな項目を押し付けることはしていません。
それと、ルールを守ったときより破ったときのほうが成績がいい、という結果が出ることもあります。
そのときは隠さずそのまま表示するようにしました。
「ルールのほうが相場に合っていないかもしれない」という見方ができるので。
ルールは自分で立てた仮説であって、守れなかったことを責めるためのものではないとも思っています。
料金

記録・日記・統計は無料で使えます。
期待値、プロフィットファクター、最大ドローダウン、エクイティカーブ、通貨ペア別や時間帯別の集計まで全部無料です。
マイルールも1つは無料で登録できます。
CSVでの書き出しも無料にしてあります。
有料プランは月額480円。
チャート上でエントリーと決済を確認する機能、マイルールの無制限登録、違反したトレードの損益合計(自分の行動にいくらの値札が付いているか)あたりが有料で使えるようになります。
リアル口座を繋いで最初の取り込みが終わると、14日間の無料トライアルが始まります。ここで、全機能を使ってみてください。
クレジットカードの登録は要りません。期間が終わっても勝手に課金されることはないです。
解約しても記録は消えません。閲覧とCSVの持ち出しはそのままできます。
14日間全ての機能を実際に体験して、トライアル期間が過ぎた頃、お金を払う価値があると感じた場合のみ課金してください。
正直に書いておくこと
いいところだけ書くのはフェアじゃないので、今の弱点も書いておきます。
MT4には対応していません
MetaQuotes社はMT4からMT5への移行を積極的に推奨しており、MT4の開発サポートは終了しています。
その流れに沿って、MT5ユーザーのみ対象としています。
ただし、現在でもMT4をメインに使っているトレーダーも多いことから、希望者数によってはMT4への対応も真剣に検討しています。
対応してほしい人は公式サイトから事前登録できるようにしてあります。希望者の数次第ではすぐに取り掛かります。
取り込みにはPCのMT5が必要です
データを取り込むには、MT5にEAを設定する必要があります。そのため、PC版のMT5が使える環境であることが必須条件です。
連携完了までの手順はログイン後のダッシュボード内に記載されているので、まずは会員登録して、手順通りに初期設定してください。
初期設定さえ済ませれば、日々のトレードログはPC版MT5を起動したときに自動取得してくれるようになります。
記録の閲覧・日記入力はスマホだけで完結です。
スマホしか持っていない、という方はWindows VPSを使うのが便利です。スマホやタブレットからリモートデスクトップ接続ですることで、PCを持っていない方でもPC版MT5を使うことができます。
デモ口座の成績は分析に入れません
リアル口座の成績と混ざると分析の意味がなくなります。
また、デモ口座とリアル口座ではトレーダーのメンタル状況が全く違うので、デモ口座での成績はあまり信用できません。
デモ口座連携機能はあくまで動作確認用と割り切ってください。
自動売買・シグナル表示機能は一切ありません
形としてはEA(自動売買ソフト)というカテゴリですが、自動売買も売買シグナル表示も一切行いません。そういうものを探している人には向きません。
あくまであなたのトレードデータをChartleへ送信するだけのものです(チャート表示機能があるため、厳密にはその銘柄の価格のティックデータも含みます)。
Chartleに送信されているデータは、MT5の「エキスパート」タブからタイムリーに確認できます。
まとめ
相場は変えられないですが、自分の行動は変えられます。
とはいえ「気をつけよう」と思うだけだと、僕は変われませんでした。
数字で出されて初めて動いたので、同じタイプの人には合うかなと思います。
無料の範囲でも結構役に立つ上、14日間全機能が開放されるので、よかったら使ってみてください。
分析結果があなたのトレードの参考になれば嬉しいです。
免責
この記事は投資のアドバイスではなく、あくまで個人的な考えを発信しているにすぎません。
Chartleは過去の取引を記録・分析するツールであり、将来の成果を約束するものではありません。
記事の内容をもとに実践したことであなたが不利益を被っても、ぬるこっこは責任を負うことはできませんのでご了承ください。